【書評】ポール・ランド、デザインの授業

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書評 | 08.11.29 00:13
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ポール・ランドのデザインの授業を読み終えました。書評を書いてみます。

  • 用語をすべて自分で定義するべきだね。デザインが何かを定義するんだよ。デザインが何なのか、わかっているだろうか?デザインとは何だろう?とね。
  • デザインとは、関係だ。君は関係を作り出さなければならない。君の例では、それができていない。君が説明しなければ、濡れているか乾いているかわからない。
  • 何かを置いたとたんに、君は関係を作り出している。すべては関係なんだよ。
  • 形と中身が相まって生まれるもの。これがデザインの認識だね。
  • 中身とはアイデア、あるいはテーマだ。形とはこのアイデアで君たちが行うもの。色を使う?白黒にする?大きく作る?小さく作る?
  • デザインの過程は複雑から単純への道のりだ。たしかピカソが、絵を描くことは削除の過程だと言っているよ。
  • デザインの方法は、準備・孵化・啓示。まずラフでも完成形でもスケッチを行い(準備)、1週間でも1日でもそれを忘れ(孵化)、1週間待っていると、突然、啓示が訪れる。それで人に賛成してもらえるか、それとも自分で気に入らないかがわかる。
  • ゲーテがこんなことを言った。目の前にあるものは見えないのだと。アイデアを得ると、どうして今日ではなくて、昨日のうちに思いつかなかったのかと不思議がる。でもいいアイデアを得ることはとても難しく、いいアイデアを実行する方法を見極めるのもとても難しい。だから懸命に仕事をやらないとね。
  • デザインは古びない。デザインは普遍的であり時を超えるんだよ。

心に響いたのはこんなところです。結構刺激的でした。

デザインとは関係だ、ということを本を通してずっと言っていました。なるほどな、と思いましたね。

デザインは、要素一つ一つだけで一概にいい悪いは言えない。要素と要素の関係で表現したいことが適切に表現されているかが重要だと。

形と中身がデザインである、つまりテーマ、あるいは訴求軸があって、中身の表現があると。

あといいデザインだな、と思ったものは、「いいね〜」で終わるのではなくて、「なぜいいと思うのか」を考えるのはすごく重要だし、「そこに至るまでにどういう試行錯誤を経てきたのか」、「どういうコンセプトがあるのか」、「何を削除して何を残してきたのか」を考えることで自分のデザイン力のプラスになると思いました。

とにかく、デザインは実践で手を動かしていくしかないですが、答えを言っているようで言っていないポール・ランドの主張に刺激を受けました。とても考えさせられる本でしたね。

興味があったらぜひ読んでみてください☆

ポール・ランド、デザインの授業


以下の本をポール・ランドが絶賛していました。 読みたいですね。

デューイ=ミード著作集〈12〉経験としての芸術
» 教育スケッチブック (バウハウス叢書)
» ヘーゲル美学講義〈上〉

今日のCREAMU

琥珀エビスがうますぎる。家でビール飲む用にジョッキがほしくなってきた。買おうかな。やっぱジョッキで飲むのってうまいですよね。

あとカトパンと近くのパン屋さんの女の子がかわいすぎて困っています。

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ヘーゲル美学講義〈上〉

ヘーゲル美学講義〈上〉
ロドリゲスインテリーン | 2009年11月29日 21:20

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